機密文書裁断抹消処理士

概要

全日本機密文書裁断協会認証制度

当会は、情報が記載された書類を安全にかつ確実に裁断する役務の提供を行う日本最大級のネットワークとして、これまで以上に信頼を得るために、「機密文書裁断抹消処理士 認証制度」を確立致しました。
当会員事業者に対して本制度における各条件を満たしたと認められた対象者に認定を付与する制度です。

機密文書裁断抹消処理士 認定マーク

目的

当会の認証制度推進の目的は、機密情報が記載された書類等の抹消を当会が発行する「機密文書裁断サービス業務品質向上の手引」に則り、関係法令と知識を持ち、適性に業務にあたる実務者を定め、情報抹消を依頼する方々の信頼に応えられる機密抹消業務を遂行することです。

目標

当会の全会員事業者による機密文書の裁断サービスが「機密文書裁断サービス 業務品質向上の手引」に則り、統一された裁断サービスを継続的にお客様へ提供し続けるため、積み上げてきた経験に確固たる裏付けが持てるように、また「機密文書裁断抹消処理士 認証制度」が月日を重ねることで、より充実したものへと発展させるため管理、教育、推進の徹底を図り、全会員事業者によって「機密文書裁断抹消処理士」のブランドを作り上げることが目標です。

ランクアップ制度

本制度は、「機密文書裁断サービス業務品質向上の手引き」に則り専門知識や技能を習得し継続して実践され、本制度における各等級基準を満たしたと認められた対象者に対し、その証としてランクに応じた認定を付与する制度です。

機密文書裁断抹消処理士【ランクアップ制度】

機密文書裁断抹消処理士→二級処理士→一級処理士→マイスター
マイスター 「一級処理士」として週1回以上(年間52回以上)役務の提供を継続して2年以上行い、高い志と意欲をもって機密文書裁断事業の発展に貢献し、且つ本会の事業活動に積極的に参加し、理事会で審議の上承認された者
一級処理士 「二級処理士」として週1回以上(年間52回以上)役務の提供を継続して2年以上行ったと認められた者
二級処理士 「機密文書裁断抹消処理士」として、週1回以上(年間52回以上)役務の提供を1年以上行ったと認められた者
機密文書裁断抹消処理士 「機密文書裁断サービス 業務品質向上の手引」に定められた手順にて業務を行い、その習得すべき知識・技能を実践し、役務の提供が行えると認められた者

機密文書裁断抹消処理士の認定により、
実務者が履行すべき作業手順はもちろんのこと、裁断役務の提供時に知っておくべき契約内容や実務、廃棄物処理をはじめとする計量業務や道路交通法などの法令、はたまた労働安全衛生上の観点等、より幅広い知識を持ってこの業務にあたることができます。