昭和59年に創業した谷口商事は、運輸事業として発足し、現在では物流サービスや環境事業も展開している企業です。

「すべてはみんなの笑顔のために」というスローガンのもと、機密文書処理サービスや植樹ボランティアなど、環境に重きを置いた活動に力を入れています。

そして、SDGsは当社が取り組むべき使命ともいえる目標です。今回は、当社が注力するSDGsについて紹介いたします。

SDGsで取り組んでいる開発目標

• ❀ SDGs4：質の高い教育をみんなに
• ❀ SDGs12：つくる責任 つかう責任
• ❀ SDGs14：海の豊かさを守ろう

当社は創業40年を迎える運送事業者です。

運送事業者は『運ぶ物』がなければ事業が成り立ちませんが、昨今の法改正や新型ウイルス等の影響により『運ぶ物』が顕著に減少しています。

『運ぶ物』を待つだけの事業では限界があるため『運ぶ物』を自ら生み出す事業へチャレンジすることといたしました。

どうせやるなら『世の中のためになること』をモットーにしたいと考え『出張裁断サービス』『木材リサイクル』『ペットボトルリサイクル』の3柱を軸に、リサイクル事業への取り組みを進めております。

17のSDGs開発目標はこちら

• ◈ 目標1．あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
• ◈ 目標2．飢餓を終わらせ、食糧安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
• ◈ 目標3．あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
• ◈ 目標4．すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し生涯学習の機会を促進する
• ◈ 目標5．ジェンダー平等を達成し、すべての女性および女児の能力強化を行う
• ◈ 目標6．すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
• ◈ 目標7．すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
• ◈ 目標8．包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的雇用と働きがいのある人間らしい雇用（ディーセント・ワーク）を促進する
• ◈ 目標9．強靭（レジリエント）なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
• ◈ 目標10．各国内および各国間の不平等を是正する
• ◈ 目標11．包摂的で安全かつ強靭（レジリエント）で持続可能な都市および人間居住を実現する
• ◈ 目標12．持続可能な生産消費形態を確保する
• ◈ 目標13．気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
• ◈ 目標14．持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
• ◈ 目標15．陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
• ◈ 目標16．持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
• ◈ 目標17．持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

SDGsへの具体的な取り組み

❀ SDGs4：質の高い教育をみんなに

近隣の施設や学校などに、ペットボトル回収ボックスを設置しています。
学生に対してリサイクルの重要性を伝え、循環型社会創出の一環となる取り組みを進行中です。

❀ SDGs12：つくる責任 つかう責任

廃棄されるペットボトルの回収・買取を行っています。
ゴミにするのではなく回収・洗浄・粉砕することにより、リサイクルペットボトルや再生繊維などの原料となるフレーク・ペレットの作成しています。

❀ SDGs14：海の豊かさを守ろう

ペットボトルをリサイクルするなかで有価物としての価値を伝え、リサイクル意識の向上を伝えています。
海洋・浜辺にながれついたペットボトルの買取も行い、リサイクル促進を目指しています。

取り組んでいるSDGsの開発目標で直面した課題

リサイクル資源の可能性について、誤認がまだまだ大きいと感じています。

現在はリサイクル可能品で有価物として買取り可能な物も、いまだに【ゴミ】として扱われていることが多くあります。

捨てられているものや、お金をかけて処分されているものなどが多数あるため、これらの認識を改め、資源の可能性を伝えていくこと現在の課題です。

SDGsへの取り組みを行って良かったこと

SDGsへの取り組みを通して、お客様に喜んでいただく機会が増えています。

処理や搬出にお困りだった個人情報を出張裁断サービスにて処理を行ったり、廃棄にお困りだった木材パレットを当社で回収して専門業者にて燃料チップ等へリサイクルしたりといった活動は、特にお客様の課題解決になっています。

また、ペットボトルのリサイクル意識が向上し、有価物としての買取できるようになるといった変化も喜ばしい変化です。

SDGsへの取り組みのなかで得た社内の変化

SDGsに力を入れているなかで、社員のリサイクル意識が向上しました。

社内での分別にも気を使うようになるなど、業務以外の部分でも行動に変化が見られます。

簡単に実践できるSDGsへの取り組み紹介

使用しているすべての物について、その先を考えてみましょう。

現在は思いもよらない意外な物が資源としてリサイクル可能であり、さまざまなリサイクル品が世の中に並んでいます。

少しの知識と少しの分別作業など、企業としても個人としてもリサイクル意識を高めた取り組みが、持続可能な世の中を実現する第一歩です。

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